Rine(リネ)吸水ショーツを使ってみたレビュー!軽い〜普通の日にぴったり
Rine(リネ)は、「履き心地と吸水量」両方にこだわった吸水型サニタリーショーツです。
実際に使ってみて、肌触りや履き心地の良さ、ゴワゴワ感や吸収量など、感じたことをレビューしています。
Contents
Rine(リネ)の特徴
吸水型サニタリーショーツとは、ナプキンいらずでショーツの生地自体が生理の経血を吸収してくれる下着です。
良いところは、
- ナプキンを持ち歩く手間がない
- 1日ナプキンを変えなくてもOK
- 急な出血でも焦らない
- ナプキンのゴミが出ない
など。デメリットは、
- 洗濯が手間
- 漏れることがなくはない
- 少し下着の厚さがある
- 普通のショーツより値段が高め
などが挙げられます。
個人的にはメリットの方が大きいなと感じています。
Rine(リネ)の吸水ショーツは使用感がとても良かったです。
4層構造で最大110mlの経血を吸収
クロッチ(ショーツの黒い部分)が4層構造になっていて、強力に吸水、すぐにサラッとした肌触りを実現しています。
①吸水速乾さらさらシート
②強力吸水シート
③防水シート
④テンセル素材
1層目の吸水速乾シートが濡れたまま履いたときの不快感を防ぎます。 コットンより、乾くのがとっても早いそうです。
2層目のハニカム構造の新開発の強力吸水シートで、
フルタイプは最大110ml ( およそナプキン11枚分)
レギュラータイプは最大60ml(およそナプキン6枚分)
まで吸水することができます。
天然成分で作られた抗菌および防臭処理トリートメントを施し、バクテリアの成長を抑制し臭いをブロック。
このトリートメントはFDAの認証を得て、米国特許も取得した化学薬品を一切使わない環境と肌に優しいコーティング技術だそうです。
- 90分で99.9%の消臭力
- 18時間で細菌削減率99.9%
3層目に防水シートがあり、吸水シートの下に防水シートを敷いたことで最後まで漏れを防止し、寝転がったときの不安な伝い漏れにも安心です。
Rine(リネ)の吸水ショーツは、出血があったら、じわっと吸水してくれて、しばらく経つと表面はさらっとします。
こちらの動画がわかりやすいです。
吸水型サニタリーショーツは、平均的には50mlの吸水量があれば1日過ごせると言われています。
なので、60mlあるレギュラータイプでも1日使うには十分です。
ただ、経血の量は個人差があり、また履き方や履いてる時間によっても、大丈夫な吸水量は変わってきます。それはナプキンでも一緒ですね。
なので、どのくらいの吸水量ならOKかは、試してみないとわからないのが本音です。
実際私自身は、多い日だとレギュラータイプでは少し不安かなと感じました。
テンセル生地で履き心地が優しい・伸縮性も高い
本体はテンセル素材で柔らかくて伸縮性があります。
締め付け感を抑えつつ、吸水速乾性と抗菌防臭機能を備えた地球に優しい素材です。
履いてみると、普通のコットンのショーツに近い使用感。
肌触りがふわっとやさしく、1日心地よく過ごせます。
そけい部(足の付け根)はゆったり目につくられていて、圧迫しないようになっています。
生理中は浮腫みがちなので、そけい部が広めなのは嬉しいポイントです。
環境に配慮されたブランド
ショーツのメイン素材の「テンセル」ですが、これは持続可能な方法で調達した天然の木材を原料として、環境に配慮した繊維からできています。
この繊維は堆肥化可能で生分解性を有することが認定されていて、完全に自然環境に還ることができます。
また、発送時のパッケージは全て紙製で作られていて、テープレス設計の梱包資材を使用しています。
環境負荷が少しでも減らせるような商品づくりを心掛けているブランドを選ぶことで、もっと気持ちよく毎日を過ごせるかもしれません。
見た目はおしゃれな普通のショーツ
Rine(リネ)の見た目は明らかに「生理用ショーツ」と言う感じではなく、普通のおしゃれなショーツっぽいので気軽に使うことができす。
新しく発売された「セージ」と「アンバー」はウェストゴム部分がブラックになっていて、少しもモードっぽくておしゃれ!
Rine(リネ)はクロッチ部分が黒なのですが、ウェスト部分も黒いとクロッチの黒が目立ちにくい効果も。(干した時に目立つから気になる)
レギュラータイプはクロッチ薄めで履きやすい
レギュラータイプは吸水量約60ml。フルより吸水量は少ないですが、その分クロッチ部分が小さく多分薄いので、履いた時にゴワゴワ感が少なくて履きやすい。
なんなら生理の時以外にも普通に履きたいくらいです。
授乳期のママへ吸水ブラレット「マミーブラレット」も人気
「授乳中も母乳パッドなしで過ごしたい」そんなママたちの声から、吸水シートが母乳もれを受け止めてくれる「吸水ブラレット」を開発したそうです。
ずらすだけで授乳が可能です。
吸水ショーツとセットで使えるデザインも、とってもかわいいですね。
Rine(リネ)の口コミレビュー
Rine(リネ)の吸水型サニタリーショーツを使って生理の週を過ごしてみました。
今回はRine(リネ)と、ユニクロを交互に使いました。
[着用したショーツ]
- Rine(リネ)レギュラータイプ(吸水量約60ml)4,580円
- ユニクロ エアリズム吸水サニタリーショーツ(吸水量約30~40ml)1,990円
軽い日
【主な行動】在宅ワーク・家事・散歩
そろそろ生理が始まりそうだな…というときに着用しておきました。
リネ(レギュラー)はクロッチ部分が薄めで、デザインも普通のショーツみたいなので、気軽に履いておけるのが良いです。
うっかりナプキンなしで外出してしまっても安心です。
軽い日はリネとユニクロを試しましたが、どちらも問題なし!
普通の日
【主な行動】通勤・家事・ストレッチ
通勤したり、軽いストレッチをしたり動きの多い1日でも、ベタついたり漏れたりすることはありませんでした。
リネの本体はテンセル素材。柔らかくて伸縮性があるので、締め付け感が少ないのが特徴。
デザイン的にもそけい部を圧迫しないようになっているので、長時間のデスクワークでもキツくなりにくいです。
ユニクロはエアリズム生地で、さらっとしていて気持ちいいのですが、そけい部の圧迫感は少しあるかなと思いました。
普通の日も、リネとユニクロ、どちらも問題なし!
多めの日
【主な行動】在宅ワーク、自転車でお買い物、家事
この日は1日リネで過ごしてみました。多めの日でしたが、履いている間は特に不快な感じもなく着用できました。
ただ、手洗い時に少し漏れていることに気がつきました。
ほんの少しだけ、裏の生地まで滲んでいたのと、サイドからも少し漏れがありました。
すぐに手洗いしたら汚れが残ることはありませんでした。
リネのレギュラーは約60mlの経血を吸収します。でも私はこれだと漏れる可能性があることが分かりました。
多い日には約110ml吸収する「Rine フル」を使うか、ナプキンを併用する方がいいなと発見しました。
多めの日に自転車に乗ったのも、漏れた原因かもしれません。
日常的に自転車に乗る人は、少し吸収量多めのショーツにしておくと安心ですね。
Rine(リネ)吸水ショーツのラインナップと価格
Rine(リネ)には「フル」と「レギュラー」の2種類の吸水ショーツがあります。
Rine フル
吸水量が多めのタイプで、4層構造で最大110ml(およそナプキン11枚分)の吸水量。
吸水シートがお尻の上まですっぽりカバー、多い日の夜も安心なタイプです。
寝転がった時の伝い漏れにも安心な設計です。
価格は4,950円
Rine レギュラー
吸水量が普通のタイプで、最大60ml (およそナプキン6枚分)の吸水量。
伸縮性の良さと吸水量のバランスが取れた1枚で、普通の日に最適です。
価格は4,580円
Rine(リネ)吸水ショーツのサイズ展開
Xsmall・Small・Medium・Largeの4サイズ展開になっています。(カラーによってないサイズもあり。)
サイズ展開は普通のショーツくらいありますね。
すごく小さい!とか大きい!とかはないので、普段ご着用の下着と同じサイズを目安として購入すれば大丈夫です。
- Xsmall / ウエスト:49cm – 55cm ヒップ:78cm – 88cm
- Small / ウエスト:53cm – 63cm ヒップ:82cm – 92cm
- Medium / ウエスト:57cm – 67cm ヒップ:86cm – 96cm
- Large / ウエスト:61cm – 71cm ヒップ:90cm – 100cm
Rine(リネ)吸水ショーツのお洗濯方法
1.使用後のショーツは、ぬるま湯で汚れを軽く洗い流してから15分ほど浸け置きしてください。
※汚れが気になるときは重曹を混ぜてください。
2.洗濯ネットに入れて洗濯機で洗ってください
3.形を整えてから釣り干し乾燥してください
Rine(リネ)吸水ショーツの取扱店
現在は直営店はありませんが、たまに伊勢丹新宿店などでPOP-UPイベントをやっているようです。
実物を手に取るチャンスなので、Rineのインスタなどでチェックしてみてください。
Rine(リネ)はこんな方におすすめ
Rine(リネ)は吸水ショーツブランドの中では吸水量が多め。ふだん経血が多い感じる人にもおすすめです。心配な場合はフルタイプからトライを。
4層構造でしっかり吸水してくれ、さっと乾くので、ベタつきが心配な人でも安心してもらえると思います。
吸水量が多い割りに、履き心地が軽く、デザインもおしゃなので、初めて吸水ショーツを買う人も気軽にチャレンジできる商品だと思います。