ピルのオンライン通販は安心?おすすめの通販を比較

ピルのオンライン通販は安心?おすすめの通販を比較

ピルは生理痛の軽減、生理をずらす、PMS改善や避妊などの目的で利用されていますが、2020年よりオンラインで診察が受けられ、購入することができるようになりました。

そんなピルのオンライン通販の方法、料金、サービスサイト比較などを紹介していきます。

お話を聞いた人:Dotさん/薬剤師

大学卒業後すぐに調剤薬局に就職。産休育休を経て、2児の母をしながら現場に復帰。ママだからこそわかる悩みがあると思い、世の中のママや子供達に薬剤師としてもっと関わっていきたいと模索中。食育などについても勉強中。

オンラインでピルが買える!

2020年より、初診でもピル購入のためのオンライン診療が可能となりました。

スマホ1つで簡単に診察が受けられ、最短翌日に到着するなど、スピーディーなピル購入を可能とするオンライン診療サービスも増えてきました。

どんなピルが購入できる?

ピル
クリニックフォー公式サイトより

オンラインでは、低用量ピルやアフターピルなどのピルが通販で購入できます。

  • 高い避妊効果やPMS改善、女性ホルモンが主原因となる肌荒れの改善などを目的として毎日服用する低用量ピル
  • 生理日の調整に主に使われることの多い中用量ピル
  • 妊娠回避の目的で使われるアフターピル

処方されるピルの種類は、購入者の状況や服用目的により変わってきます。

オンラインで完結!

ピル医師の問診
スマルナ公式サイトより

医師の問診・診察は電話やテレビ電話などで行われ、薬のお届けまでオンラインで完結するため、利用者も増えています。

多くの場合、薬の配送はポスト投函が可能。忙しく不在がちな方にもしっかりと対応できるサービスとなっています。

低用量ピルについては、買い忘れて数日飲めなかっただけで効果が下がってしまうため注意が必要ですが、買い忘れ防止の「定期便」がある点も注目です。

ピルをオンラインで購入するメリット

病院・クリニックに行かなくてOK

オンライン診療の予約から薬の配送までオンラインで完結するため、

  • コロナ禍で外出に不安がある
  • 忙しくクリニックや病院に行く時間がない

こんな方にとっては便利なサービスになっている点が最大のメリットでしょう。

自宅のほか、外出先からも1日のすきま時間に手続きが行えます。

ピルの服用についてためらいがある方や、「相談したいけど今までなかなか受診できなかった」という方にとっても、オンラインでしたら受診のハードルが低くなると思います。

オンラインでも医師に診察してもらうので安心

病院には行かなくても、ビデオ電話などで医師に直接診察してもらうことができるため、安全性についても不安なく利用できます。

金額が明確

いくらかかるのか、利用代金についてはサイトに料金一覧が載っていることがほとんどのため、安心して利用できます。

支払い方法も、銀行振り込みやクレジット決済のほか、後払いなども利用できる場合が多いため、その月のお財布事情に合わせて利用できることもメリットの1つです。

プライバシーが守られる

他の患者さんとの接触がないことから、プライバシーも守られます。

自宅への郵送物に関しても、中身が分からないように配慮されています。

ピル郵送物
クリニックフォー公式サイトより

定期便サービスが便利

ピルは継続の服用が大事!定期便サービスを利用すれば、買い忘れを防ぐこともできます。

ピルをオンラインで購入するデメリット

購入できないケースもある

今まで病院やクリニックにかかったことのない人が、初めてピルの処方を受けたい場合や、医師による問診の結果、検査が必要な場合などはこのオンラインサービスでお薬をもらうことが難しい場合もあります。

薬が破損している場合がある

実際に厚生労働省から注意喚起もありますが、中には配送中に薬の破損が認められる場合もあるため、注意が必要です。

アフターピルは間に合わない場合がある

アフターピルについては 性行為から72時間以内の服用が効果的だと言われています。中には「配送が間に合わず失敗してしまった」といった意見も聞かれるため、飲み始めるまでにかかる時間をあらかじめ確認しておく必要があります。

どうやってオンラインで買うの?手元に届くまでの流れ

オンラインでの購入方法の大まかな流れはこちらです。

❶ サービスサイトやアプリにアクセスする

❷ 診察日を予約して、web上で問診に答える(予約なしですぐ診察できる場合もある)

❸ 医師の問診・診察を受ける(今の悩みや状況などを電話やビデオチャットで話す)

❹ 最適なピルを処方してもらう

❺ 最短で当日発送、翌日到着(ポスト投函がほとんんど)

といった具合に、❶〜❺の順に進めていきます。

オンラインでのピル処方サービスを比較

オンラインでのピル購入のニーズが多くなり、サービスを取り扱っているサイトが増えています。

今回は「スマルナ、クリニックフォア、ピルユー、ピルミー」の4つのサービスについて違いや料金を簡単に比較してみました。

smaluna(スマルナ)

smaluna(スマルナ)

スマルナは、アプリで診察から購入までできます。いつでも医師や薬剤師に相談可能なのが特徴です。

低用量ピル、中用量ピル、アフターピルの取り扱いがあり、定期便サービスも充実。

金額については、1ヶ月分の処方で低用量ピルが4,180円〜(診察料・送料込)、中用量ピルが7,700円〜。アフターピルが10,978円〜。

  • 超低用量、低用量、中用量ピル、アフターピルの取扱あり
  • 24時間オンライン診療対応(担当医師による)
  • 無料でいつでも医師に相談できる
  • 最短翌日お届け

 smaluna(スマルナ)公式サイトへ

【iOS専用】スマルナアプリダウンロード

【Android専用】スマルナアプリダウンロード

CLINIC FOR(クリニックフォア)

CLINIC FOR(クリニックフォア)

クリニックフォアは、クリニックフォアグループが運営するオンライン診療。アプリのダウンロードは不要。

低用量ピル、中用量ピル、アフターピルなどピルの取扱種類が豊富なのが特徴です。

定期便サービスがあり、医師による再診も何度でも可能です。

金額については、1ヶ月分の処方で低用量ピルが2,738円〜+配送料。中用量ピルが5,478円+配送料。アフターピルは9,240円〜+配送料。

  • 超低用量、低用量、中用量ピル、アフターピルの取扱あり
  • オンライン診療時間9:00〜20:00
  • 何度でも再診OK
  • 最短翌日お届け

CLINIC FORのピル購入はこちら

CLINIC FORのアフターピルはこちら

Pills U(ピルユー)

Pills U(ピルユー)

ピルユーは、医療法人社団双葉会ルサンククリニックグループが運営する、送料無料の低用量ピルの定期サービスがメインのオンライン診療です。

アプリのダウンロードは不要。定期便更新時には無料で診察が受けられます。

1ヶ月分の処方で低用量ピルが2,673円〜。中用量ピル、アフターピルの取り扱いはなし。定期便のピルは、3ヶ月分まとめて届きます。

  • 超低用量、低用量ピルの取扱あり
  • 24時間オンライン診療対応
  • 最短翌日お届け
  • 東京都23区内限定で当日配達可能
  • 定期は送料無料

Pills U(ピルユー)公式サイトへ

Pilme(ピルミー)

Pilme(ピルミー)

ピルミーは、TOKYOひまわりクリニックが運営するアフターピル専門のオンライン診療サービス

アプリダウンロードは必要ないが、ホームページにアクセスし登録フォームより申し込みが必要。送料無料。医師による診察あり。

低用量ピル、中用量ピルの取り扱いはなくアフターピル(緊急避妊薬)のみ。1回分の処方で10,780円〜。

  • アフターピルのみ取扱
  • 24時間診察対応
  • 最短翌日お届け
  • 23区内最短1時間お届け
  • 送料無料

Pilme(ピルミー)公式サイトへ

どうやって選べばいい?

それぞれサービスにより特徴がありますが、どんな基準でえらべばいいか迷いますよね。

アプリのダウンロードが面倒な場合はアプリのダウンロードが不要なクリニックを選んだり、診療予約のしやすさで選ぶのも1つの方法でしょう。

また、サイトによってはアフターピルのみの取り扱いのところもあるため、PMSをはじめ生理による諸症状の改善でピルを使いたい、と思う場合は低用量ピルの取り扱いがあるところを選びましょう。

定期便サービスはほとんどのところが取り入れており、「飲み忘れ防止」になるので利用すると良いでしょう。

初めてのピルなら、種類の多いところを選ぶ

初めてピルを購入したいとき、低用量ピルなのか中用量ピルなのか、どれが良いか自分では判断できません。目的によって処方されるピルは違うので、ピル取扱いの種類が豊富なサービスが良いでしょう。

紹介した中では、スマルナやクリニックフォアは超低用量〜中用量ピルまで取扱いがあります。

初めて服用をスタートすると、「飲み忘れたけどどうしたらいいの?」「休薬期間に出血がなかった」「ちょっと吐き気がある」など疑問や不安がたくさん出てきます。ネットで調べても、飲んでるピルの種類や状況によるので、解決は難しいです。

こんなときに、いつでも相談できる医師や看護師さんがいるととても助かります。スマルナはいるでもチャットなどで相談できるので、初心者には安心でしょう。

ただ、その分毎月かかる費用は高めです。ピル代+診察・配送料1,650円がかかります。

コストを抑えたければクリニックフォアが良いでしょう。気軽に相談はできませんが、初回のみ診察料1,650円がかかりますが、2回目以降はピル代+配送料550円のみで費用は安めです。最初は医師の問診があるので安心です。

ピル経験があるなら、お得な定期サービスのあるところを選ぶ

今まで超低用量・低用量ピルを服用していて慣れている方は、Pill Uなどの定期サービスを利用すると、費用を抑えることができます。

Pill Uは定期でしたら送料がかかりませんし、定期更新時(12ヶ月後)には無料で診察を受けることができます。ピルが3ヶ月分まとめて届くのも手軽で良いですね。

ただPill Uは取扱いのピルの種類は少なく、チャットで相談などもできないので、一度クリニックなどでピルを処方してもらって、低用量ピルでOKだとわかっている方向きのサービスでしょう。

アフターピルが必要なら、お届けがスピーディなところを選ぶ

アフターピルは性交渉後72時間以内に服用することが効果的なので、緊急時にはすぐに手元に届くサービスを利用しましょう。

ピルミーは東京23区内なら最短1時間お届けが可能と言われています。

ただ、必要な方は前もって入手しておくか、急ぐ場合はお近くの婦人科やウィメンズクリニックを受診するのが確実です。

▼サービス比較

スマルナ クリニックフォア ピルユー ピルミー
低容量ピル取扱 ×
アフターピル取扱 ×
23区内最短1時間お届け
1ヶ月分料金の安さ*
4,180円〜
(診察料・送料込)

2,738円〜+
送料550円

2,673円〜
定期で送料無料

10,780円〜
(アフターピル)
相談しやすさ
チャットで相談OK

何度でも再診OK
定期お届け 1ヶ月毎 1ヶ月毎 3ヶ月毎 定期なし

(*料金は1ヶ月分の低容量ピルの料金。ピルミーのみアフターピル1回分の価格。)

ピルってどんなもの?ピルの用途や効果

ピル

皆が飲んでいるピルとはどういうお薬なのでしょう?

ピルは、月経の周期をコントロールしている卵胞ホルモン黄体ホルモンという2種類の女性ホルモンを合わせた錠剤のことを指します。

卵胞ホルモンや黄体ホルモンは、一定のリズムで増えたり減ったりを繰り返しながら月経周期をコントロールしており、ピルはこの月経周期をコントロールする目的で使われます。

ピルを服用すると卵巣の働きを休ませることができ、排卵を起こさないように調節ができるため、

  • PMS(月経前症候群)の改善
  • 貧血の改善
  • 子宮内膜症の改善

などの効果が期待できます。

また、ピルにより子宮内膜の肥厚を防ぎ着床しにくい状態になるため、性行為の際、子宮内への精子の侵入を妨げる効果(避妊効果)もあると言われています。

ピルの種類はいろいろある

主にピルに含まれる女性ホルモンはエストロゲンプロゲステロンの2種類ですが、

開発された時期や、含まれているホルモンの量・種類によりさまざまなピルがあります。

服用される方の目的により、処方されるピルは異なります。

高用量ピル

高用量ピルは、エストロゲンの量が1錠中50μgより多く、現在は副作用のリスクが高いことから、中用量ピルか低用量ピルを用いることが一般的です。

中用量ピル

中用量ピルは、エストロゲンの量が1錠中50μg含まれており、主に緊急避妊のアフターピル月経周期をずらす目的で使われることがほとんどです。

低用量ピルと同様、避妊効果も高いですが、低用量ピルと比べてエストロゲン量が多いため、吐き気や不正出血などの副作用リスクが高く出る場合が多いのが難点です。

また、緊急避妊用のアフターピルとして使う場合には性交後72時間以内の服用で 77%から80%の避妊効果があると言われています。

▼主な処方薬

プラノバール
72時間以内にプラノバール2錠を吐き気止めと一緒服用し、その12時間後に同量をもう一度内服。
ノルレボ
72時間以内に多くは吐き気止めと一緒に1錠内服。

低用量ピル

低用量ピルは、エストロゲンの量が1錠中50μg未満で、主にPMS(月経前症候群)の改善避妊などに使われることが多いです。

また、低用量ピルは開発された時期により「世代別」に分かれています。

低用量ピル:第一世代

一相性のルナベルLDフリウェルLDと、三相性のシンフェーズTがあります。

これらは経血の量が少なくなり生理痛緩和に最も適しているとされています。

▼主な処方薬

ルナベルLD、
フリウェルLD
一相性。製薬会社の違いはあっても全く同じ成分のピルです。
シンフェーズT
三相性。サンデースタートピル。最初の1錠を日曜日から内服をスタートして消退出血となる生理が週末にかからないよう工夫がされています。
  • 一相性:21日分の実薬に含まれるホルモン量が一定のもの
  • 三相性:生理周期に近いホルモン配合で、1シート中で3段階配合量が変わるもの

低用量ピル:第二世代

三相性のトリキュラーラベルフィーユアンジュがあります。

第二世代の特徴は、生理周期をコントロールしやすく第一世代よりも吐き気や頭痛の副作用は出にくいとされていますが、男性ホルモンのアンドロゲンは強く出る傾向にあるため、皮脂分泌量が増えることでニキビが出来やすい傾向にあります。

▼主な処方薬

トリキュラー
三相性。第一世代のピルと比較した場合にエストロゲンの総量が少なくなっていることが特徴です。生理サイクルがよりコントロールされていることから、ピルを内服している間に起こる不正出血の出現率が第一世代よりも低いとされています。
ラベルフィーユ
三相性。トリキュラーのジェネリック医薬品。
アンジュ
三相性。飲み忘れを防ぐため偽薬が入った28錠のタイプと偽薬が入っていない21錠のタイプの2種類があり自分のライフスタイルに合わせた選択が可能です。

低用量ピル:第三世代

一相性のマーベロンファボワールがあります。

デソゲストレルという黄体ホルモンが含まれており、これが男性ホルモンを抑えてくれる働きをすることから、第三世代の一番の特徴とされるニキビなどの肌荒れ改善に効果が期待されます。

ファボワールはマーベロンのジェネリック医薬品です。

▼主な処方薬

マーベロン
一相性。
ファボワール
一相性。マーベロンのジェネリック医薬品

低用量ピル:第四世代

一相性のヤーズヤーズフレックスがあります。

ドロスピレノンという黄体ホルモンが配合されており、一般的にはホルモンの量が30μg未満の超低用量ピルとして知られています。

避妊効果が期待できると言われている最小限のホルモン配合量で作られているのが特徴です。

▼主な処方薬

ヤーズ
一相性。実薬が24錠で休薬期間が4日間となっており月経困難症の治療目的で保険適応が通っています。エストロゲンの配合量も少ないことから、授乳中の人や35歳以上の人でも服用できることでも知られています。
ヤーズフレックス
一相性。連続内服によって月経回数をできるだけ減らすことができます。

ヤーズについては、利尿ホルモンを主要ホルモンとして作られているため、副作用としてよくある「浮腫み」が起こりにくいとされていて、一時的な体重増加も起こりにくく「体重増加が嫌で飲みたくない」と思われている人は飲みやすいでしょう。

保険適応とされているのは、PMSや生理にまつわるトラブルの改善に対してのみとされており、避妊目的での処方はおこなわれていません。

第一世代から第三世代とは異なり、重大な副作用として血栓症が報告されています。

エストロゲン配合量が少ないため、血栓症リスクは少ないと思われていましたが何故か起きやすいとされています。

ピルは安全?副作用は?

オンラインサービスで買えるようになったピルですが、安全なのでしょうか?

不正出血

ピルについては、 1シート目を内服した人の約15%に少量の出血が続くなど不正出血が出る場合があります。

しかしこれはホルモンバランスが原因と考えられているため、ホルモンバランスが安定するとされる2シート目が始まる頃には出血が治る場合がほとんどです。

吐き気や浮腫み

吐き気や浮腫みについても多い副作用として報告がありますが、生活に支障をきたさない場合がほとんどとされます。

中には、継続が難しい場合もあり、ピルの種類変更や服用中止になる場合もあるため注意も必要ですが、軽微なものがほとんどです。

吐き気については、吐き気軽減のための1つの方法として食直後に内服する方法もあります。

血栓症

ピル服用において、最も気をつけなければいけない副作用を知っていますか?それが血栓症です。

聞いたことがあるかもしれませんが、ピル服用による血栓症については、ふくらはぎを流れる静脈に起こる場合があり、ふくらはぎや太ももが腫れて強い痛みが出て、時には命に関わる重大な血栓症を引き起こす場合もあります。

発症率については、ピルを服用していない場合と比較すると約2倍から3倍とされています。

一見危険性がとても高くなるように思いますが、妊娠中や分娩後は4倍から8倍とされるため発症頻度はそれほど高くないことがわかるでしょう。

40歳後半や若い人でも1日15本以上喫煙をする人においては、血栓症リスクが高まる研究報告があるため、注意しましょう。

ピルの値段

ここまでピルについてまとめてきましたが、実際オンラインで購入した場合は、病院で処方された場合と比較して値段はどうなのでしょうか?

主に病院で処方される際は、診断名によって保険診療が適用されるため、一部負担金のみでピルが購入できる場合があります。

保険診療が適用される場合には、約1ヶ月分1,500円〜程度のことが多いのですが、オンライン購入の場合は、保険適用とならない場合がほとんどのため、低用量ピルで約1ヶ月分で3,000円〜程度とされています。

中用量ピルやアフターピルは病院に通院した場合でも保険診療が使えないため、中用量ピルで5,000円〜7,000円程度、アフターピルで1万円前後の金額がかかることが多いでしょう。

▼料金の大まかな目安(約1ヶ月分)

病院 オンライン
低用量ピル 1,500円〜程度
(保険適用の場合)
3,000円〜程度
(保険適用なしの場合)
中用量ピル 5,000円〜7,000円程度
(保険適用なしの場合)
アフターピル 1万円前後
(保険適用なし)

ピルを始める前によくある質問

ここで、ピルに関する質問でよくあるものをまとめてみました。

Q1.ピルで太るって本当?

これはよく聞かれる質問ですが、直接的には関係ないことがわかっています。

ただ、低用量ピルで浮腫みが出る場合があり、それにより体重が増加することがあります。

これは、自然と軽くなってくるものが多く、浮腫みだけでなく吐き気や頭痛や乳房の張りなど、他の副作用についても飲み続けていく間に消失もしくは軽くなることがわかっています。

Q2.ピルで生理をずらせるの?

ピルで生理をずらそうと思う場合、中用量ピルを服用する方法があります。

これには生理を早める場合と生理を遅らせる場合2つの方法があり、

生理を早める場合には、直前にあった月経の5日目あたりから一般的に1〜2週間服用します。

生理を遅らせる場合には、予定月経開始日の5〜7日前から1日1錠中用量ピルを服用し、月経を止めたい日の前日まで飲むことが必要となります。

この場合だと、排卵日以降にピルを内服するため妊娠の可能性がないことも合わせて確認する必要があります。

Q3.ピルを服用すると生理が来なくなるの?

ピルを服用しても生理が来なくなるわけではありません。

ピルを服用すると子宮内膜の肥厚を防ぐため、剥がれ落ちる子宮内膜の量が減り、結果的に経血量が減ることがほとんどです。

休薬期間に入ると、通常の生理のように子宮内膜が剥がれ、2日後〜4日後に出血します。

この出血量については、個人差があり極端に少ない場合もあります。

また、低用量ピルを服用していても0.6〜0.8%の確率で妊娠の可能性があるため休薬期間に出血しなかった場合は稀に妊娠している場合も考えられますので注意しましょう。

また、飲んでいるお薬によってはピルの効果を下げてしまうものもあるため医師や薬剤師に相談しましょう。

Q4.ピルは薬局で買えますか?

現状では、処方箋なしに薬局でピルを購入する事はできません。医師に診察してもらい、処方箋を薬局に持っていき調剤してもらう流れとなっています。

アフターピルと呼ばれる緊急避妊薬については、数年前から薬局で処方箋なしで購入できるように検討が行われていますが、現状ではまだ解禁とはなっていません。

Q5.ピルを服用すると新型コロナウィルスのワクチンを打ってはダメ?

ピルを服用していても、新型コロナウイルスのワクチンを打つ事は可能です。

注意が必要な点は、ピルの服用により少し血栓症のリスクが上がるという点。

これについては、ワクチン接種前の問診でピル服用について伝える必要はありますが、ピルによりワクチン接種ができないという事はないと考えて良いと思います。

Q6.ピルの避妊効果はいつからありますか?

飲み始めて8日目を経過したあたりから、避妊効果が期待できます。それまでは、他の避妊法と併用することをお勧めします。

Q7.勝手に服用をやめてもいいの?

ピルはホルモン調節をするため、決められた通りに服用することが大切です。

一度勝手に中止してしまい、自己判断で再開する場合には、正しい効果が得られないばかりでなく、副作用だけが出てしまう場合も考えられます。

また、急な中止の後自己判断により再開する場合には、生理の開始日または翌日から服用しますが、これも服用しているピルの種類により異なりますので医師に相談が必要です。

飲み忘れの場合には、飲み忘れた日数によって異なりますが、1錠のみ飲み忘れた場合には気づいたらすぐに服用。そしていつもの時間にももう1錠服用します。

このように飲み忘れに気づいた日は前日分と合わせて2錠飲むこととなります。2日以上の飲み忘れがある場合には、医師に相談してください。

まとめ

ここまでピルのオンライン通販についてまとめてきました。

ピルのオンライン通販は、診察からお薬の配送まで、スマートフォン1つで手続きを進めることができ、とても便利です。

他の先進国と比較すると、大幅にピル服用率が少ない日本。

ピルのオンライン通販は、ピルを服用していることが「恥ずかしいこと」ではなく、「自分のライフスタイルに合わせて、うまく取り入れていくことがスタンダード」だと、皆が思えるきっかけとなるサービスです。

服用の継続が大切な場合もあるピルだからこそ、 忙しい時に一度ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。


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